美白成分について
透明感のあるキレイなお肌を維持するために美白成分が配合された美白化粧品はとても人気があります。
美白化粧品に配合されているこの美白成分についてご説明したいと思います。
私たちは紫外線を受けることで、肌の奥にあるメラノサイト細胞が反応し酵素の働きによって、
メラニン色素が作られていきます。
このメラニン色素は、紫外線からお肌を守る働きをしてくれます。
本来は肌のターンオーバによってこのメラニン色素は肌の表面まで排出されてなくなってしまうのですが、
紫外線を大量に浴びることで肌はどんどんメラニン色素を作り出し、
さらにそれに肌のターンオーバーがおいつかなくなって肌の内部に残ってしまいことになります。
これらがシミやくすみとなって肌ダメージを与えることになります。
そこで、登場するのが美白成分です。
このように弱ったお肌をしっかりとケアしてくれます。美白成分の働きとしては、メラニンの生成を抑えることでシミを予防する。
メラニン色素を薄くすることで、シミを薄くする。劣っている肌代謝を高めて肌の内部に蓄積しているメラニンを排出されることで肌代謝を上げる。
といった働きをしてくれます。
ちなみに、現在厚生労働省が正式に美白成分として認可しているものは、
ビタミンC誘導体・アルブチン・エラグ酸・トラネキサム酸などといった美白成分が20種類以上あります。
この中でも有名なビタミンC誘導体の美白成分は、抗酸化作用の強い成分であるビタミンCを加工した化合物の美白成分で、
安定型のビタミンCの美白成分で安定性を保って皮膚に吸収されるのが特徴です。
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